改造したトラックは売れるのか?買取に影響はある?

その昔1970年代、東映映画の「トラック野郎」シリーズが大ヒットし、それに伴い「デコトラ」が日本の運送業界で大流行しました。
トラックの改造は、趣味や見栄えを目的とするものから、増トンなどの実益目的のものまで、さまざまな種類があります。 ルールを守りながら楽しく仕事をするために、トラックの改造は問題ありません。 しかし買取に影響はないのか?気になるところですよね。
今回はトラックの改造は買取に影響を及ぼすのか?ということについて解説していきます。
影響の少ない改造の範囲
改造の多くは個人の好みや趣味に基づいて行われます。改造の程度によっては、買取査定に影響を及ぼすこともあります。

ちょっとした改造なら問題なし
外装パーツなど、簡単に取り外せるものを交換するだけの場合、改造トラックを高く売る際には影響がほとんどないでしょう。
純正パーツを処分していない場合は一緒に査定に出すと査定額をプラス評価してもらえることもあります。しかしながら、ボディに穴を開けたり、加工したような場合には、査定額がマイナスになることがあります。
塗装を施したトラックの場合
会社ロゴなど、部分的なペイントについては、査定額が減額されることは少ないでしょう。
また、ディーラーやプロによる全塗装の場合、塗装の品質が損なわれないため、査定に影響することはほとんどありません。ただし、DIYなどで独自に全塗装を施した場合は、査定額がマイナスされる可能性があることは覚えておく必要があります。
増トン車の場合
増トン車は、大型トラックに比べて価格が手頃でありながら、多くの荷物を運べるため、査定で高評価を受け、相場よりも高値で売却できることがあります。
アートトラック・デコトラの場合
大掛かりに改造されたアートトラック・デコトラは、買い手が限られるため、一般的な買取業者ではあまり好まれません。そのため、アートトラック・デコトラ専門の業者に依頼することも検討した方がいいかもしれません。
当サイトでまとめているおすすめ高価買取専門業者であれば高い査定額を提示してくれるかもでしょう。
まとめ
ルールの範囲であれば、トラックの改造は楽しんで行うことができます。
しかし、トラック本体を加工したりなど、取り返しのつかないような改造はマイナス査定の対象となってしまいます。
純正パーツを保管しておいたり、簡単な改造に限定するなど適度な改造にとどめておくとあまり査定には影響しないので、覚えておきましょう。