中古トラックの買取価格相場はいくらなのか?

中古トラックは買取価格が時期や車両の状態によって大きく変動することと、メーカーや架装・サイズなどの組み合わせの種類の豊富さから具体的な相場は決まっていません。
今回は、中古トラックの買取価格相場について解説していきます。
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サイズ・メーカー別の買取価格相場
トラックの買取価格は、状態やサイズ、車種によって変化する特徴があります。
以下はトラックの買取価格相場の目安をサイズ・メーカー別にまとめたものです。
サイズ別買取価格相場の傾向
サイズ | 2t(小型) | 4t(中型) | 10t(大型) |
買取価格相場 | 30〜90万円 | 100〜150万円 | 500〜900万円 |
備考 | 走行距離が10万kmを超えると買取価格が落ちる傾向 | 低年式車や過走行車であっても需要が落ちにくい | 低年式車や過走行車でも高い値が付きやすいが、価格変動幅が大きい |
メーカー別買取価格相場の傾向(主要4社)
メーカー | いすゞ | 日野 | 三菱ふそう | UDトラックス |
買取価格相場 | エルフ(小型)110万円 フォワード(中型)220万円 ギガ(大型)280万円 |
デュトロ(小型)115万円 レンジャー(中型)220万円 プロフィア(大型)360万円 |
キャンター(小型)155万円 ファイター(中型)250万円 スーパーグレート(大型)370万円 |
コンドル(中型)260万円 クオン(大型)350万円 |
備考 | エルフの人気が高いため、高値が付きやすい | 1〜2月、7〜8月が相場が上がる傾向にある | キャンターは海外需要が高いため、高値が付きやすい | エンジンやパワートレーンに定評のあるクオンが高値が付きやすい |
トラックを売るタイミングはいつがいい?
トラックの買取価格は走行距離やタイミングによっても変わってきます。
購入からの期間
トラックの場合は新車から10年~15年を目安に考えられることが多いです。
特に10年目をすぎたあたりから、価値が下がりやすくなるため、売却を考えている場合は10年経過する少し前くらいを区切りとして考えると良いでしょう。
走行距離
普通乗用車は10万kmを超えると価格が大きく落ちると言われていますが、トラックの場合は耐久性があるため10万kmを超えてもまだまだ走れます。
過走行と言われるボーダーは、トラックのサイズにより異なります。
目安としては大型で50万km前後、中型が30万km、小型だと10万km未満であれば、高く買い取ってもらえる傾向にあります。
モデルチェンジ
トラックでも一定のサイクルでモデルチェンジがあります。
トラックメーカー各社のトラックのフルモデルチェンジのサイクルが10年周期くらいといわれており、新しいモデルが発売されると旧モデルの価格相場はさがります。
売却を検討している際はモデルチェンジ発表前なのか、発表後なのかにも注目するようにしておきましょう。
買取価格が上がりやすい時期とは?

中古トラックの買取価格相場が上がる傾向にあるのは3〜4月と11〜12月です。
3〜4月は引っ越しや移転のラッシュで、11〜12月はさまざまな業界での年末商戦やクリスマスなどにより物流業界が盛んになり、トラック需要が高まります。トラックの在庫確保を目的として高額買取を実施する業者も多くなるので、高価買取を狙うならこの時期に売却するのも良いでしょう。
まとめ
今回は中古トラックの買取価格相場について解説しました。
中古トラックは、価格相場が明確に決まっていないため、「タイミング」「時期」「トラックのモデルや状態」などさまざまな条件で大きく変動します。これらを踏まえて、高価買取専門業者に正しく査定してもらうことで、高価買取を狙うことが可能となるでしょう。
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