主な国産トラックメーカー紹介

2022年12月16日 2023年7月21日

関西トラックス

現在仕事でトラックを使用している人、トラックの売却を考えている人は、それぞれのトラックメーカーや車種での違いについて興味がある人もいるのではないでしょうか。

トラックはメーカーによって異なった特徴があります。今回は国産主要トラックメーカーについて独自に調査してまとめてみました。

いすゞ自動車

いすゞ自動車は、国内シェア1，2位を争う屈指のトラック専門メーカーです。小型トラックエルフ・中型トラックフォワード・大型トラック＆トラクタギガシリーズをメインに展開しています。長い歴史を持ち、海外でも高い支持を得ています。

日野自動車は、いすゞ自動車の並んで国内シェアトップを争うトラックメーカーです。

トラックの性能・品質は非常に優れており、出会い頭での移動物検知やドライバーの異常時に車輌を停止するシステムなど、ドライバーに配慮したシステムを多数搭載していて安全に運行できることが、日野自動車のトラックの特徴です。日野自動車の技術力の高さは、国内だけでなく海外でもでも高い評価を得ています。

乗用車で国内外問わず強い人気を誇るトヨタは、安定した品質が評価されているトラックメーカーです。トヨタはトラック・乗用車ともに信頼性の高く、中古市場でも高値で取引されています。

三菱ふそうトラック・バスは、三菱自動車のトラック・バス部門から分社化したトラックメーカーで、現在は世界最大級の商用車グループであるダイムラー(ドイツ)の傘下に入っています。ダイムラー傘下となったことで国内だけでなく海外でも活躍の場が多くなっています。

パワフルなパワートレーンを搭載しており、歩行者衝突回避アシストなどのドライバーのサポートシステムが搭載されていることが特徴です。

UDトラックスは、いすゞの完全子会社(2020～)のトラック専門メーカー。いすゞに入る前はボルボ傘下でした。

特に大型トラックに力を入れており、トレーラーヘッドの国内シェアはトップを独占しています。

パワフルなエンジンとクラッチが特徴で、安全システムやギヤチェンジ制御システムを搭載しており、快適な走りに定評があります。

マツダは、快適な操作性や優れた乗り心地が特徴のトラックメーカーです。欧州の市場を対象としたトラックを製造しているため、日本国内でのシェアは高くないものの、欧州では非常に高い人気を誇っています。

日産自動車トラック販売をしていますが、現在は自社でトラックを製造していません。日産自動車が販売しているトラックは、OEM車(他社に製造を委任し、他社工場で製造した車)がメインです。

主力商品の「アトラス」はラインナップが多く、幅広い層から人気を得ています。

今回は、主な国産トラックメーカーについて解説しました。

トラックの売却・買い替えを考えている人や日常的にトラックを利用する人は各トラックメーカーの特徴や人気車種の機能を知っておくといいかもしれません。

トラックの購入や買い替えの参考になると幸いです。